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ブルマリカップ!

2018年10月22日
週末は熊本ブルーマーリンズさん主催のブルマリカップに参加して参りました。

夏の暑さがうその様に肌寒く感じる早朝。それでも試合が開始する頃には気持ちの良い秋晴れが広がり、気温も程よい絶好の野球日和です。低学年大会の優勝をステップとしてもう1歩、良い結果を期待したいところ。

初戦は宇土イースターズさんとの対戦。宇土イースターズさんといえば4月の練習試合で対戦し、敗れている強豪。強いのは百も承知。何とか食らいついて勝利をモノにしたい!!

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先発はショウタ。最近、ピッチング時の足の下げ方が変わったなぁと思い、本人に聞くと、「こちらの方がコントロールが付くんです」との回答。なるほど、本人なりに色々と工夫しているんだな、とちょっと感心した試合前。工夫の成果は試合に発揮できるのでしょうか。

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初回は見事3人で切って取り、続く2回。2本のヒットでノーアウト1,2塁のピンチを迎えると、続くバッターの打球は3遊間へ絶妙に死んだ打球が転がります。ショート・リョウタロウは打球を捕球するとクルリと反転してサードに送球。見事にフォースアウトとします。

これで流れが来たのかこの回は0点。裏の攻撃では3点をもぎ取るとこの勢いのまま試合は展開。7対1と勝利を収めました。この試合、ショウタは5回を投げて四死球2つ、6回、7回を投げたリョウタロウは四死球1つと安定したピッチング。投手陣の安定感が光った試合でした。

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翌日、2回戦の戦いは熊本ブルーマーリンズBとの対戦。9月の練習試合でも敗れていますし、複数チームを参加登録する選手層の厚さが見て取れます。常にチャレンジャーの気持ちで臨んでいきたい我がチーム。この試合の先発は4年生のハクトでした。

この大会では4年生以下のピッチャーは2m前から投球できるルールが適用されます。通常と同じ距離で登板したこともあるハクトにとって、2mというアドバンテージは心の余裕にもつながると期待できます。

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迎えた初回、2アウトからフォアボールでランナーを許すと、続くバッターのサードゴロの送球をファースト・ヒロキが後逸。1点を許します。グラウンドが柔らかいため、地を這うバウンドでとり難い送球ではありましたが、ここは6年生。どうにかして欲しかった。。

しかし裏の攻撃で相手ピッチャーの制球が定まりません。4つのフォアボールとエラーで1点を加えると満塁のチャンスに先ほどエラーのヒロキ。気持ちを見せて欲しい場面で2球目に見事スクイズを決めると、相手のミスの間に一挙に3人がホームに帰りこの回5点。試合をひっくり返します。

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勢いにのり、試合はこのまま10対3で勝利。コウタロウの久しぶりのセンター前ヒットや、高く上がったセカンドフライをショート・リョウタロウが捕球しセカンドのミスをカバーする等、ミスも多い中、随所に良いところも見えた試合でした。

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ココまで来ると欲がでます。何とかベスト4進出を、と願った次の対戦は一新少年野球クラブさん。ここまで勝ち抜くチームに弱いチームなどいないのは理解していますが、一新さんも2月の大沢旗で敗れた相手。久しぶりの対決で我々の成長を見せ、全力でぶつかるのみ!!

先発はハルヒ。初回、ツーベースのランナーを置き、続くバッターの打球は3遊間へのゴロ。ショート・リョウタロウは打球を捕球するとサードをオーバーランしたランナーを冷静に見つけ、サードに送球。見事にタッチアウトとします。

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ここで流れをつかみたかったところですが、続くバッターのイージーなライトフライを落球。先取点を許すと連続ヒットでこの回3点を献上。もったいない点の取られ方でした。

何とか反撃したい2回。ハクトのライト前ヒットからショウタの叩きつけた打球はショートのミスを誘い、一気にハクトがホームイン。1点を返すと続くヒロキはキッチリスクイズを決め、2点を返し1点差と迫ります。

しかし、簡単には逆転できません。その裏エラーで出塁を許したところでライトへの打球。これを気持ちが焦ったか、ファーストへ悪送球でピンチを広げると続くバッターへの初球はラッキーなキャッチャーファールフライ。何とかアウトを取れるかと思ったところで、落球。これだけミスが続けばやはり厳しい展開にならざるを得ません。この回3点を許します。

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その後、1点を返すも結果は3対7の敗戦。今大会はベスト8という結果で幕を閉じました。

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敗れた一新さんとの試合、ミスが無ければ接戦であり十分勝機はあった展開でした。確かに選手個々人の実力は一新さんの方が一枚上ではあったのですが、野球は1人1人の実力差を戦術や抜け目ない試合運びでひっくり返せるスポーツ。子供達はこの経験を糧に、自分たちは勝てるんだ! という気持ちをもって、もっともっと野球を勉強し、プレーの1つ1つを体にしみこませて欲しいものです。

今回は対戦して頂いた、宇土イースターズさん、熊本ブルーマーリンズさん、一新少年野球クラブさん、本当にありがとうございました。また機会があれば、よろしくお願いいたします。

世間は3連休ですが、野球少年と、その親に連休という概念はありません(笑)。この3連休は菊池郡会長杯争奪学童軟式野球大会に参加して参りました。

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決して人数は多くない我がチーム。それでも今期に入って7名の子供が新規で加入し、日々練習に頑張っている状況です。6年生が少なく苦労しているという状況は、裏を返せば低学年にとってはチャンスです。他のチームでは中々経験できない試合での出場経験を自分たちの糧にできるか、それを発揮できる良い機会となる今大会、果たしてどれだけの結果を残せるでしょうか。。

初戦は室クラブBさんとの対戦。先発のハルヒは落ち着いたピッチングでフォアボールも少なく、安定した展開を見せると打線もヒットは少ないものの、フォアボールを起点としたそつない攻撃で着実に得点を重ね、10対0と危なげない勝利を収めます。

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翌日の大津ライオンズさんとの対戦は、ハルヒの連投。ここでも安定したピッチングで相手を寄せ付けません。受けるキャッチャーのハクトもショートバウンドを体で受ける様も板についており、キャッチャー出身のコーチの指導が実を結んだと感慨深い成長を見せます。

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この試合では4番のハクトの2安打、サザネの2安打、そして練習で鋭い当たりを見せるものの、中々試合で結果がでなかったソウタのヒットも飛び出し、8対1で決勝進出を果たしました。

さて迎えた決勝戦。対戦相手は部員40名近くを誇るKCブルースターズさん。これまでも中々勝てなかった相手です。何度も悔しい思いをしてきた子供達。ここでリベンジを果たしたいところです。

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2点を先制した2回、タカヤのヒットで出塁したランナーはすかさず盗塁で3塁まで歩を進めます。ここで2番のハルヒは低目のボール玉に膝をたたんで技ありのレフト前タイムリー。追加点をあげます。続くサザネもスクイズ成功で1点を重ね、4対0とリードを広げる展開。ベンチも盛り上がります。

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それでも簡単に終わらないのが流石KCさん。エラーやヒットを絡め、4回の裏に一挙3点を重ね1点差に迫ります。この時点で、親の心拍数は急上昇。もはや平常心ではいられません(笑)

5回に1点ずつを取り合い迎えた6回の最終回。この回を抑えれば勝ちという状況で、3連投のハルヒに精神的にも体力的にも余裕はありません。普段見ることは無い切羽詰まった表情にベンチも応援席も緊張感はMAXに高まります。

先頭打者の初球でヒットを許すと、すかさず盗塁でノーアウト2塁のピンチ。続く打者への投球は、キャッチャーの数m前のワンバウンド投球を見せる等、他人から見てもハルヒの緊張感が伝わる状況。監督の渾身の激も飛ぶなか投じた3球目はサードへの鋭い打球。後援会の悲鳴が聞こえる中、打球はサードコウタロウの正面でグラブに収まりワンアウト。もはや阿鼻叫喚といった叫びの中すかさずセカンド投じたコウタロウの送球はフォースアウト。ダブルプレーでピンチを脱します。

この時点で涙を流す部員がいる中、終わってないぞ、と声をかける仲間達。涙腺が弱い親には酷な展開です。そして最後のバッターを打ち取ると歓喜の瞬間を迎え、低学年大会は当クラブ優勝という本当にうれしい結果で幕を閉じました。

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今季は中々勝つことができなかった子供達。低学年大会とは言え、優勝という結果を収めたことは自分たちの自信につながったのではないかと思います。

今回の結果は決して低学年の実力が突出していたわけではなく、人数が少ない中でも日々指導を繰り返して頂いた監督・コーチの皆様の尽力、部員増や運営・日々の練習のサポートに苦心した後援会の努力、そして何より、少ない人数で後輩を引っ張り、低学年大会の今回は献身的に後輩を支え、今年1年頑張ってきた6年生のキャプテン・リョウタロウ、副キャプテン・ショウタ、同じく副キャプテン・ヒロキの頑張りがあってこその結果だと思います。

今回の結果をうれしく思うと共に、6年生の中では通用していない低学年の自分達の実力を冷静に受け止め、来年に向けて勝ち続けることができる実力を身につけるべく、更なるレベルアップを図ってもらいたいところですね。

短い時間でも見違えるほどの成長を見せる子供達。後、1ヶ月後に迫った武蔵ヶ丘旗に向け更なるレベルアップを見せ、我々を驚かせてほしいものです。