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 汗、涙、そして笑顔−。思い出の詰まった武蔵ヶ丘小グラウンドで3月16日(土)に、リョウタロウ、ショウタ、ヒロキの卒部式・第1部が行われました。多くの時間を共に過ごした指導部、ご家族、チームメイトらが集い、3人を盛大に送り出しました。
 入部時のどこか不安げな表情とは対照的に、チームの中心として活躍してきた「強い男」の自信も見えました。
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 前日までの雨が心配されましたが、当日は好天に恵まれました。ランニング、ストレッチなどの準備運動、キャッチボール、ノックでは、いつものように元気一杯の大きな声がグラウンドに響きました。お父さん、お母さんも参加し、時折、日ごろの運動不足を嘆く悲鳴のような声も交じっていたかもしれません。
 ウォーミングアップを兼ねて、白球をバトン代わりにしたリレー対決が、大人対子ども対決の第1ラウンドとなりました。大人チームが終盤かなり追い上げましたが、最初から全力で、トップスピードで飛ばした子どもチームが逃げ切りました。
 そして、ハイライトの親子試合です。
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 卒部する3人はピッチャーとして、それぞれの母バッターにボールを投げ、母は全力でバットを振りました。出塁し、楽しそうにダイヤモンドを駆け巡るお母さん。暑い日も寒い日も、晴れの日、雨の日も、お弁当やユニフォームの準備、お茶当番、そして試合の応援ありがとう。
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 父は、威厳を見せたいところ。秘密練習!?をして臨んだ人もいたはずですが、なかなか体はイメージ通りには動いてくれません。
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 親チームからは快(怪?)打も飛び出しましたが、普段の練習の成果を見せる子どもたちの見事な中継で、ホームで刺された幻のランニングホームランも…。

 そして応援は、いつも通り真剣です。お母さんたちも「流れ持ってこい」と声を合わせて盛り上げました。
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親チームには中学生のOB3人という力強い助っ人も現れ、圧巻の活躍か???はご想像にお任せしますが、大い盛り上げてくれました。
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(華麗な守備)
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(正確なスローイング)
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(豪快な特大ホームラン)


 大接戦となった試合は9−9の同点のまま終了。
 じゃんけん対決にもつれ込み、ここでは親チームの勝利となりました。


そして、いよいよ、第1部のクライマックス、お世話になった山本監督からの「ラストノック」です。
 入部したてのころは、うまく捕れないことも多かったけれど、こんなに成長しましたよ。
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 卒部生:「山本監督ありがとうございました」
 山本監督:「これをもって3人への練習を締めたいと思います」
 それぞれが、帽子をとり、深々と頭を下げました。2019年3月16日午後、武蔵ヶ丘野球クラブでの3人の全ての練習が終わった瞬間でした。
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 この後、卒部生3人は、これまでプレーしてきたポジションで、グラウンドの砂を小瓶に詰めました。フェアゾーンで砂を集める3人を、残りの全員がファウルゾーンからじっと見守りました。

 「ここには、きれいな心があります。中学校に行って、いろいろなことがあると思いますが、そんな時には、グラウンドの砂を見て、きれいな心を思い出してください」。山本監督からのグラウンドでの「贈る言葉」が胸に響きました。
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仲間。いつまでも忘れない。



第二部は神園山荘で。
開会宣言の掛け声は「プレイボール!」
そして乾杯!

山本監督から
リョウタロウへ「器用貧乏にならないように、丸みを研いでいって」
ショータへ「ちゃんと背番号1を付けてくれた。これからも堂々と」
ヒロキへ「努力は裏切らない。いちばん良い見本」
みんなへ「野球を通じて、自分の目標に向かう『強い男』に」
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 武蔵ヶ丘ドリームの「夢」を引き継ぐ仲間たちから感謝の言葉が続きます。思わず目頭が熱くなります。
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母から子へ、仲間から仲間へ、ハグ&ハグ
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武蔵ヶ丘野球クラブばんざーい
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この日を区切りに、それぞれが新たなスタートを切ります。
Someday, somewhere, our paths will cross again.

3月に入り、日中は幾分暖かくなり桜の開花も待ち遠しい時期となりました。
9日(土)は宇土イースターズ主催の第8回春のさくらまつり旗に参加させて頂きました。
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先頭バッターのタカヤは三振に倒れますが、相手ピッチャーから10球程度投げさせるなど粘り・気持ちが伝わってきます。
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守りも毎回ランナーを背負うもののタカヤの力投とハクトのリード、内・外野の安定した守りで4回までゼロ行進が続きます。
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5回裏2死満塁から2点を失いますが、次のバッターを確実に押せえて反撃態勢に移行します。
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スクイズにて1点返しますが、時間にて試合終了。
今日の試合で序盤の試合の入り方に気持ちが入っていたように感じました。
満塁からの失点も必要最小限に抑えるなど子供たちの成長を少しは感じた一日でした。しかし、走塁ミス(牽制アウト)、バントミス(スクイズ)、ファールフライ落球等々、まだまだ練成することが山ほどあります。
我がチームは、まだまだ開花しない蕾ですが、いつの日か全員が笑顔で試合終了のコールを聞けるように「迷わず前へ」へ進んでいきます。
大会運営された宇土イースターズさん、対戦させて頂いた太田郷野球クラブさん、ありがとうございました。