22日は菊池郡の秋季学童部大会に参加してまいりました。中々結果が伴わない状況ではありますが、少しずつですが良い試合も観られるようになった最近の子供達。せっかくなので、やはり勝利という形で努力が実を結んで欲しいところです。

　

さて、今回は大津町民グラウンドで大津ライオンズさんとの対戦です。以前、練習試合で対戦しましたが、菊池郡市の大会では今季初めての対戦となります。気分を変えて何とか勝利したい所！！

先発はハルヒ。新たに就任したピッチングコーチの下、けん制や投球フォーム等、色々な練習に取り組み始めた投手陣ですが、これを結果に結びつけることができるでしょうか？

　

初回は先頭打者をサードゴロに抑えるも、2番バッターにヒットを許します。続くバッターをピッチャーゴロに仕留めるも、まさかのファーストへの悪送球。盗塁で進んだランナーは一気にホームを狙います。しかし、ここでライト・ヒロキがナイスカバーで素早くホームに送球すると、タッチアウト！　辛うじて初回を0点に抑えます。

　

その後は緊迫した試合が続き、お互い0行進。4回にはヒットのランナーをライトフライからのダブルプレーでしのぐ等、守備もピッチャーを盛り上げると、ハルヒも無駄なフォアボールもほとんどなく0点を重ねていきます。

何とか援護点を与えたい打線ですが、相手の伸びのある球に中々攻撃の糸口を見いだせません。フォアボール等から何とかサードまでランナーを進めるも、あと一本が出ず、得点を奪えません。

　

そして0対0で迎えた最終回裏、これを抑えればタイブレークという状況でハルヒに疲れが見られたか、フォアボールを与え満塁のピンチを迎えます。ここで2ストライク3ボールのフルカウントから投げ込んだ渾身の1球は無情にもボールの判定。押し出しサヨナラ負けとなってしまいました。

　

技術的に発展途上の小学生の野球では、中々0対0等の展開は見ることが少ないのですが、今日は緊張感のある良い試合ができたと思います。ここから勝利につなげるためにもバッティング技術の向上はもちろんの事、どうやって塁に出るのか、そのランナーをどうやってホームに返すのか、といったノーヒットで1点を取るという技術や野球脳の向上も期待したいですね。

勝利は目の前。それを逃さずつかみ取るためにも死ぬ気でバットを振りこめ！　子供達！！

9月は毎年恒例のロザリオ旗参加の月です。天草への遠征となる本大会は、宿泊所を確保して泊りがけで参加する、当クラブとしても1大イベントの一つとなります。子供達も滅多にない宿泊の機会に、着替えをバッグに詰める準備にすら期待がにじみ出てきます。

しかしながら、当日は生憎の雨。初日は急遽手配した体育館にて基礎トレーニングやドッチボールで楽しむこととなりました。

　　　

母も頑張ります！！

　

宿泊は天草市栖本町の河童ロマン館さん。いつも騒がしい子供達を快く迎え入れて下さり、ありがとうございます。おいしい料理をおなか一杯食べ、翌日への英気を養いました。

　　　

さて迎えた日曜日・・・が、またもや雨。残念ながら今年のロザリオ旗は中止という事で大会本部から連絡が入りました。本当に残念です！！

その後は、わずかばかり回復した天候の中、天草ウインクスJrさんと練習試合を行うことができました。天候、グラウンドが十分でない状態で練習試合にご協力頂き、大変ありがとうございました。

　　　

天草ウインクスJrさんは、当クラブが主催する11月の武蔵ヶ丘旗にも参加頂く予定となっております。まだ組み合わせは決まっていませんが、2チームで勝ち上がって再戦出来ればうれしいですね。お互い頑張りましょう！！

9月2日は菊陽町のすぎなみ杯に参加してきました。当初は1日（土）に実施予定であった本大会。生憎の雨模様で、何とか1回の表裏まで実施するもグラウンドも実施不可能のレベルとなり、翌日に順延となりました。

　

迎えた日曜日、天候は回復して野球日和に。もう少し曇って涼しくてもいいのになぁと感じるほどでした。前日の対戦では1回のみの攻防でしたが、良い展開を見せていただけに、その流れを逃さずに本日につなげたい所。。

　

初戦は菊陽西小学校さんとの対戦です。先発はショウタ。初回は1人のランナーを出すものの無失点で抑え、迎えた2回。ヒットとフォアボールで満塁のピンチを迎えますが、1番バッターのレフト前ヒットをレフト・コウタロウが冷静にセカンドに送球。フォースアウトでこの回も0点で切り抜ける締まった展開となります。

　

3回もサード・ハクトのダイビングキャッチが飛び出すなど、1点は失うもののギリギリで凌ぐ熱い展開に応援にも熱が入ります。またこの試合が初先発出場となったサザネも落ち着いてゴロを捌く等、全体的に守備の安定感が光ります。

打線の奮起が期待される4回、タカヤのライト前ヒットで出塁したランナーをリョウタロウが左中間への2ベースで同点に追いつきます！

　

しかし、終盤、疲れが出たのかフォアボールからホームランを食らうなど、5回、6回に3点ずつをゆるしてしまいます。その後、打線も沈黙し、結果7対1の敗戦でした。

続く2試合目はKCブルースターズさんとの対戦。先発はリョウタロウ。初回にフォアボールからバッテリーエラーで1点を許すものの、2回の攻撃。エラーで出たハルヒを続くサザネがライトへのヒット！　入部の初ヒットは同点につながる貴重な安打となります。

　

続くヒロキの打球はボテボテのサードゴロも、良いところに転がりオールセーフ。満塁のチャンスで迎えたコウタロウは初球スクイズを敢行しますが、これが成功し、なおかつコウタロウもセーフとなる押せ押せの展開。さらにはタケルにもヒットが飛び出し、この回5点の猛攻、一気に逆転します。

　

一瞬、勝ちも意識した4回、そううまくはいきません。2アウトをリズムよくとった後、セカンド悪送球でランナーを許すと続けざまにライトエラーからのホームラン。更には連続ヒットやフォアボールを重ね、この回8点を許します。2アウト、後アウト1つの所で8点の失点はもったいなかったですね。

結局この失点が響き、10対5の敗戦となりました。惜しい！！

　

本日の2試合、両方とも負けはしましたが、簡単に失点を許さず、また気迫のこもったプレーも見られる良い試合で、今期のベストゲームの1つと言っても良かったのではないでしょうか。

明らかに体格的には劣る我がチームですが、野球は体格だけではなく、技術と気持ちでカバーし、必ず来るチャンスをつかみ取れば勝ちが見えてくるスポーツだと、子供達も分かったのではないでしょうか。このような試合を今度も継続して見せてくれることを期待します！！

8月25日は砥用招待美里大会に参加してまいりました。一度和らいだ暑さがぶり返し、夏は終わってなかったのかと再認識させる気候の中、尾上ヴィクトリーさんとの対戦となりました。



いつもの先発陣は、肩、肘の調子も相まって登板回避の状況となり、先発はハクト。の予定でしたが、試合前の投球練習中に膝の痛みが発症。このピンチに急遽先発を任されたのは、4年生のコウタロウでした。

あの小さかったコウタロウが先発ピッチャーを任されるまでに・・・と、感慨深い想いで見守る中、受けるキャッチャーはキャプテン・リョウタロウ。記念すべきコウタロウの初先発は、兄のリョウタロウとの兄弟バッテリーが実現し、期待と不安が入り混じる中、試合は開始しました。

　

初回はランナーを一人出すものの無失点に抑えるナイスピッチング。その裏にはデッドボールで出たタカヤを内野ゴロの間にホームに返し、先制点を得ます。

期待が膨らむ状況でしたが、2回、経験不足が出たか3連続フォアボールを許し、何とか2アウトまでこぎつけたものの再びフォアボールとヒットで計8点のビッグイニングとなりました。

結果としては12対2と敗れたものの、初先発で最後まで投げぬいたコウタロウには良い経験となったと思います。また、最終回の攻撃では、代打で登場したキョウがファールで粘った末にフォアボールを勝ち取る等、良い面も見れました。

実力は人それぞれ差はあると思います。しかし、その実力を最大限に発揮しようと努力する姿、気持ちに野球の上手い下手は関係なく、差はありません。全員がそのような気持ちで試合に臨み、1％でも実力以上の力が発揮できれば、きっと良い未来が見えるはずです。

これからも子供達の成長を一喜一憂しながら見守りたいと感じる一日でした。