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いざ! 集大成の大会だ!!

さあ! 始まった武蔵ヶ丘旗。主催チームにふさわしい、恥ずかしくない立派な試合を見せて欲しいと願い、試合はスタートしました。

初戦は一の宮マリンズさん。残念ながら学校行事の関係上、本来のベストメンバーが組めない状況にもかかわらず、本大会にご参加頂きました。大変な状況の中、本当にありがとうございます。

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礼儀に恥じないよう、しっかりとした試合を行いたい所でしたが、3連続四球で失点したり、サインミスがあったりとストレスのたまる展開。何とか6対3と勝利したものの、十分に実力が出せた試合とは言えない戦いぶりでした。

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2日目。前日の不甲斐ない試合を忘れるほどの戦いぶりを見せて欲しい朝1の試合。対戦は田原少年野球クラブさんでした。

先発のショウタはランナーを許すもののホームを許さないピッチング。3回までを0点に抑えます。打線は2回、先頭打者のサザネがヒットで出塁するとショウタロウも三遊間への内野安打で続き、打席にはコウタロウ。確実に送りバントを敢行すると、ライン際への絶妙な転がり。守備陣はファールを意識し見送るもライン上でピタリ。オールセーフで満塁とします。

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その後もフラフラと上がったフライがポトリと落ちる等、ラッキーな展開もあり、この回5点。4回にもタカヤ、ハルヒのヒット等で3点を重ねると、9対2と勝利を収めることが出来ました。

これでベスト8進出が決定! 来週の準決勝に向けて対戦するは桜井美少年野球クラブさんです。

初回、先発のショウタがピリッとしません。2連続四球から自らのエラーを2つ重ねると、相手の送りバントをファーストが捕球するもセカンドのベースカバーが遅れてオールセーフ。そして更に四球等が重なりでいきなり5点を献上する厳しい展開となります。

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初回に乱れてズルズルと、というのは今季のよくある展開で、今回もこの負けパターンかと一瞬頭をよぎったのですが、今日は一味違いました。裏の攻撃で先頭のキャプテン・リョウタロウがセンター前ヒットで出塁すると続くタカヤは四球、ショウタのバントはピッチャー内野安打とノーアウト満塁のチャンスを作ります。

本日調子の良いハルヒは4番に抜擢され、迎えた打席ではスクイズを敢行。見事に成功し1点を返すと、内野安打等で更に点数を重ね、さらにはショウタロウのスクイズも成功! 5点を返し同点とします。

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しかし2回からリリーフしたリョウタロウは2回を三者凡退と抑えるも3回、エラー等で満塁のピンチを迎えると、センターがセカンドベースカバーに入った瞬間に投じたセカンドへの牽制球は悪送球。外野を転々とする間に走者一掃の3点献上。なんとも勿体無い失点の仕方でした。

それでも最後の試合にしてたまるか! とあきらめない我がチーム。ハルヒのレフト前ヒットでチャンスを作るとサザネのライト前タイムリーで1点を返し、流れを渡しません。

3点差で迎えた4回裏。時間的にこの回が最終回となります。終われないぞ! 6年生! と、気合の入った先頭打者の6年生ヒロキがデッドボールで出塁しますが、続くソウタは凡退。1番の6年生リョウタロウは四球で1,2塁とするもタカヤも凡退で2,3塁とするも2アウト。

続くはバッターは6年生ショウタ。6年生が最後のバッター・・・なんて思い出は必要ない! どうにかしろ! と願った場面で申告敬遠。最終回、満塁、ランナーは3人の6年生でベースを埋めるというドラマチックな展開。3人すべてをホームに返すことが絶対条件のこの場面で、打席には5年生の4番ハルヒ。

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監督の激が飛ぶなか大きな声で答えるハルヒは、この場面の重要さが十分に理解できているようでした。力強く振りぬいた打球はセカンド後方に飛び、セカンドの精一杯伸ばしたグラブに打球は一瞬収まったのですが、次の瞬間スルリとこぼれ落ちます。ヒロキ、リョウタロウがホームに帰り、1点差。ベンチも大盛り上がりで称えます。

よし! ハクト! 思いっきり振れ! お前のバットでどうにかするんだ! と最高潮に盛り上がる場面で放った打球はショートゴロ。しかし良いところに転がった打球にハクトは全力疾走! 焦ったショートは正確な送球が出来ずに内野安打。同点! 同点です!!! 試合はタイブレーク、ノーアウト満塁からの戦いとなります。

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ピッチャーのリョウタロウはこの緊張の場面で1点を与え、続くバッターはエンドラン。セカンドランナーも突っ込むこの場面で、ホームカバーに入ったリョウタロウとランナーが交錯するアクシデント。痛みに立ち上がれなくなったリョウタロウは残念ながらここで途中退場。急遽ハルヒがリリーフに向かいます。

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緊急登板という難しい場面でしたが、ハルヒは最少失点でここを切り抜け、3点差で裏の攻撃に全てを賭けます。

先頭のタケルはストレートの四球で押し出しで1点。続くは6年生のヒロキです。キャプテン・リョウタロウが負傷でグラウンドを離れたこの場面。副キャプテンの彼がチームを引っ張る存在とならなければなりません。振りぬけ! お前が決めろ! 結果を出すんだ! そんな全員の気持ち、そして何より同級生・リョウタロウの思いを乗せた打席でヒロキの放った打球は右中間へと飛ぶ同点タイムリー! 最高の結果で期待に応えます。

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サヨナラの期待が高まる中、結末は突然やってきます。相手のパスボールの間にヒロキがヘッドスライディングでホームに飛び込み、ゲームセット。両チーム激闘の戦いの結果は、13対12で武蔵ヶ丘ドリームの勝利で幕を閉じました。

終了後、両チーム挨拶の中、対戦相手の桜井美少年野球クラブさんの選手、我がチームの選手共に涙を流す緊張の戦いでした。得点を与えてしまった桜井美少年クラブさんのピッチャー、チャンスで凡退してしまった4番の選手の悔しみの涙、そして我がチームの選手全員の涙がこの試合のギリギリの状況を表していたと思います。

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保護者も涙無しには観戦できない試合ぶりに、感動を与えてもらいました。子供達にありがとうと言いたい気持ちです。

この試合に勝ちぬいた我がチームは見事ベスト4進出という快挙を達成し、来週へと歩を進めました。対戦相手は、先日戦った一新少年野球クラブさんです。本日のように全力でぶつかり、気合の入ったプレーを見せて欲しいと思います。

しかし非常に残念な状況が生じました。負傷で途中退場したキャプテン・リョウタロウの怪我は思っていた以上に深刻であり、とても来週の試合に出場できる状態でないことがわかったのです。1年間チームの中心となり引っ張ってきた彼を最後の最後で欠く状況はチームとして大きな痛手であり、それ以上に本人の無念さは想像を絶するものと思います。

※追記・続報
詳細な診察の結果、骨などには異常がなく、リョウタロウが週末の試合に出場できる可能性が出てきました! 少しでも早く回復し、全員そろって準決勝に臨めるよう、保護者・部員一同祈っております。

これまでの彼の頑張りに報いるためにも、副キャプテンのショウタ、ヒロキを中心にチーム一丸となって来週の試合に取り組んで欲しいものです。

対戦して頂いた、一の宮マリンズさん、田原少年野球クラブさん、桜井美少年野球クラブさん、本当にありがとうございました。来年の武蔵ヶ丘旗も是非、ご参加を検討頂ければ幸いです。


また、土日の武蔵ヶ丘旗では、沢山のOBの皆様から差し入れや温かい激励のお言葉を頂戴いたしました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。武蔵ヶ丘旗は来週も続きます。後援会は引き続き気を抜くことなく大会運営を進め、子供達は最後の試合に向け、全力で頑張ります。引き続き応援の程、よろしくお願いいたします。

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